観光DXソリューション

観光地の“体験価値”を、デジタルで拡張する。

観光地・商店街・サイクリングロード・イベント会場など、
「人は来るけれど、回遊・消費・リピートにつながらない」――
そんなお悩みに、ST株式会社の観光DXソリューションがお応えします。

QRコード・スマホ・キャラクター・アバター・デジタル証明書などを組み合わせ、
「まわりたくなる仕掛け」と「使えるデータ」を同時に手に入れるための仕組みづくりを支援します。

観光DXを活用したイメージ
デジタルスタンプラリーで“回遊したくなる”観光体験へ。

こんなお悩みはありませんか?

  • せっかく人が来ているのに、街中を回遊してくれない
  • 施設や店舗ごとに情報発信がバラバラで、観光情報が分かりにくい
  • 紙のスタンプラリーやチラシはやっているが、効果測定やデータ活用ができていない
  • インバウンドにも来てほしいが、多言語対応まで手が回らない
  • 補助金は取ったが、その後の運用や改善まで面倒を見てくれるパートナーがいない

こうした課題の多くは、
「来訪者目線の体験設計」と「データの取り方・使い方」で解決できます。

STの「観光DXソリューション」とは

STの観光DXソリューションは、観光地やエリア単位の課題を整理し、

  • 来訪者の体験設計(UXデザイン)
  • 現場で運用できる仕組みづくり
  • データを次回施策に活かすサイクル設計

までをワンセットで支援するサービスです。

ポイント① “回遊を生む”デジタル仕掛け

  • QRコードを活用したデジタルスタンプラリー
  • キャラクターやストーリーと連動したミッション形式の街歩き
  • サイクリング・ウォーキング向けのルートナビ+チェックポイント
  • 来訪者の行動に応じて変化するクーポン配布や特典

「ただのマップ」ではなく、
“ゲーム感覚でまちを楽しんでもらう”仕掛けを一緒に設計します。

スマホ一つで、街歩きをゲームのような体験に。

ポイント② 来訪証明・ガイド証など『デジタル証明書』との連携

STは、不動産DXや認証プラットフォームで培ったノウハウを活かし、
観光分野でも改ざん防止のデジタル証明書を活用できます。

  • 「〇〇市サイクルツーリズム完走証」のような来訪・完走証明
  • ガイド・インストラクター資格のデジタル証明
  • イベント参加証・ワークショップ修了証など、SNSでシェアしたくなる“証跡づくり”

単なる「スタンプラリー」で終わらせず、
“記録に残り、広がっていく体験”に変えることができます。

エリア全体を一つのストーリーでつなげる回遊設計。

ポイント③ アバター・多言語対応などの“おもてなしDX”

  • 遠隔から案内できるアバター接客(オンライン観光案内所)
  • 混雑時や人手不足の時間帯だけアバターを稼働させるハイブリッド運用
  • 多言語翻訳を組み合わせたインバウンド対応

「常に有人で待機するのは難しい…」という現場でも、
“無人+遠隔+アバター”を組み合わせることで、ムリなくおもてなしレベルを上げることが可能です。

アバター案内で、人手不足の現場でも“おもてなし”を維持。

主な導入シーン

サイクリングロードとQR標識を組み合わせた観光DXのイメージ。

温泉街・城下町・門前町エリア

  • 街全体を1つのテーマでつなぐ回遊ストーリー設計
  • 神社・寺院・商店街・観光施設を横串でつなぐ共通スタンプラリー
  • 来訪データをもとに、平日・雨の日対策やリピーター施策の検討

サイクリングロード・観光ルート

  • 「最先端自転車道路標識」×QRコードによる休憩ポイント・観光情報表示
  • 完走証・達成バッジなどのデジタル来訪証明
  • 企業協賛や地域通貨と連動した周遊プロモーション

イベント・フェス・期間限定キャンペーン

  • 期間限定スタンプラリー・クイズラリー
  • 出展者ブースを回ることで特典が貰える回遊導線の設計
  • アンケート・来場履歴データを活用した次回イベント改善

導入のステップ

Step1:ヒアリング・現状把握(無料相談)

エリア・施設の現状課題、既存の取り組み(紙のマップ・スタンプラリー・SNSなど)、
予算・スケジュール・補助金の有無をオンラインまたは対面でお聞きします。

Step2:簡易プランと概算費用のご提案

回遊のゴール・ターゲット(誰に来てほしいか)、必要な機能(スタンプラリー/マップ/アバター/証明書など)、
まずはPoC(小さく試す実証実験)から始める案などをまとめた資料をご提示します。

Step3:PoC(試験導入)

限られたエリア・期間で実証実験を実施し、来訪者数・回遊状況・アンケート結果などをレポート化
「どこがうまくいき、どこを改善すべきか」を整理します。

いきなり大規模投資をするのではなく、“小さく試して、うまくいった部分を広げる”スタイルを基本としています。

Step4:本格展開・継続運用

PoC結果をふまえた本導入プラン、他エリアへの展開や他施策との連動(観光プロモーション・防災・まちづくりなど)、
定期レポート・改善提案による伴走型の運用支援を行います。

料金のイメージ

※エリア規模・機能・運用体制によって変動します。ここではイメージしやすいようにレンジで記載しています。

  • PoCプラン(小規模テスト導入)
    例)1エリア・期間限定スタンプラリー+簡易レポート → 〇〇万円〜
  • 本格導入プラン(複数エリア・年間運用)
    例)観光エリア全体の回遊設計+データ分析+レポーティング → 〇〇万円〜/年
  • オプション
    アバター案内端末の導入支援/デジタル証明書(来訪証・資格証など)の発行基盤連携/キャラクターデザイン・LP制作・SNS運用支援

※詳細は、ヒアリングの上、個別にお見積もりいたします。

よくあるご質問

Q1. ITやシステムに詳しくなくても大丈夫ですか?

A. はい、大丈夫です。現場で運用するスタッフの方の負担をできるだけ小さくすることを重視し、
「難しい設定はST側で」「簡単な操作だけ現場で」を基本方針にしています。

Q2. 既にあるホームページやSNSと連携できますか?

A. 既存のホームページ・SNS・予約サイトなどと連携し、“入口を増やす”形での設計が可能です。
「今あるものは活かしながら、足りない部分だけDXする」進め方をご提案します。

Q3. 補助金・交付金を使った導入も検討していますが、相談できますか?

A. 補助金・交付金を前提にしたスケジュール・内容設計のご相談も可能です。採択を保証するものではありませんが、
「どのような枠組みで申請すべきか」についての方向性整理もお手伝いします。

お問い合わせ

観光DXの構想段階から、具体的なPoCのご相談まで、まずはお気軽にご相談ください。
「エリアの課題を一度整理したい」「小さく試せるプランを知りたい」
「自転車・サイクリング観光に特化した提案を聞きたい」など、アイデアレベルのご相談から歓迎いたします。

お問い合わせフォームはこちら

観光DXのモデル提案例
AR & 3Dフォトラリー × 回遊促進 × デジタル記念証

ARフォトスポット例

ST株式会社では、観光地を“歩いて楽しむ体験”として設計した ARフォトスポット × 回遊ルート × デジタル証明(オプション) を組み合わせた観光DXモデルを開発しています。


🗺️ 1. ARフォトラリーによる回遊促進モデル

ARスポット例

観光地の各スポットで「撮影 × 体験 × SNS拡散」を誘発し、 回遊を自然に生み出す仕組みです。

  • 駅のARゲート
  • 商店街 × コマ割りフォトフレーム
  • 神社 × 参道シルエットAR
  • 自然 × 季節のAR演出
  • ミュージアム3Dモデル
  • 歴史再現のAR演出

🌱 2. サーキュラー&グリーン施策

エコ施策イメージ

観光 × SDGs を組み合わせ、自治体向けの“環境価値”を同時に提供します。

  • デジタル・エコクイズ
  • 歩数グリーンポイント
  • アップサイクル記念品
  • SNS連動キャンペーン

🔗 3. デジタル記念証(NFT/証明書)オプション

デジタル証明書イメージ

全スポット制覇者には、改ざん防止されたデジタル“達成証”を付与できます。

  • ゴールド達成証
  • 地域限定バッジ
  • 再エネ証書(1kWh)との連携も可能

🧭 4. 期待される効果

観光回遊イメージ
  • 来訪者数・滞在時間の増加
  • SNSでの露出増
  • 商店街・観光施設への回遊向上
  • 観光データ(歩行ログ・人気スポット)の可視化

※本提案例は ST株式会社が開発した 観光DX PoCモデル の一例です。 地域に合わせて自由にカスタマイズ可能です。

観光DXの将来展望と提案仮説

観光DXはこれまでの「情報発信中心のデジタル施策」から、 来訪行動そのものをデジタル化するフェーズへと移行しつつあります。 スタンプラリー、聖地巡礼、歴史ルート、商店街の回遊促進など、 「人の移動」そのものを可視化し、証拠(証跡)として活用するニーズが高まっています。

ST株式会社では、この流れを見据え、 「来訪証跡 × 物語動線 × アバター案内」 を中核とした 観光DXモデルを設計しています。


1. 観光DXの将来展望(2025〜2030)

① 来訪証跡(Visit Evidence)のデジタル化

2025〜2030年の観光DXの中心テーマのひとつが、 「訪れたことを証明できる仕組み」 です。

  • スタンプラリーのデジタル化
  • 聖地巡礼ルートのGPS記録
  • 観光地の来訪履歴の証跡化
  • アバター案内の利用履歴の記録
  • 実証実験(PoC)におけるデータ証跡の活用

こうした来訪証跡は、観光施策の効果検証や補助金申請時の根拠として 重要性が高まっています。
STはこの証跡管理を、観光DXソリューションの中心機能として位置づけています。

② 物語(ストーリー)と動線設計の融合

観光地は「点」としての名所から、 「物語のあるルート」として再設計されていきます。

  • 歴史や文化をテーマにしたルート設計
  • アニメ・マンガの舞台を巡る聖地巡礼ルート
  • グルメ・体験を絡めた滞在型ルート
  • 地方都市内での回遊性向上ルート

これらのルートが来訪証跡と連動することで、 「滞在時間の増加」「回遊率の向上」といった具体的な効果につながります。
STでは、アニメ聖地巡礼マップや現地のストーリーと証跡DXを統合した 「ストーリー動線DXモデル」の展開を構想しています。

③ AIアバターによる24時間多言語案内

人手不足や多言語対応の課題が深刻化する中、 AIアバターによる遠隔案内・多言語ガイドは 観光DXの重要な選択肢になっていきます。

  • 外国人観光客への多言語対応
  • 営業時間外も稼働する24時間ガイド
  • 説明内容の標準化・品質の均一化
  • 遠隔勤務スタッフによる柔軟な運用

STでは、アバター案内を観光ルートに組み込み、 「案内 × 証跡 × 動線設計」 を一体として設計する 観光DXモデルを提案していきます。


2. 提案仮説(将来実現し得る観光DXモデルの一例)

仮説①:聖地巡礼 × 証跡DX × 多言語アバター案内

アニメの舞台となったエリアで、

  • スポットごとにQRコードやGPSで位置を認識
  • スマートフォンからアバターが登場し、多言語で解説
  • 同時に来訪証跡を自動記録
  • 全ルート達成で「来訪証明(デジタルバッジや証明書)」を発行

こうした仕組みにより、ファンの満足度向上だけでなく、 地域としての回遊率・滞在時間の最大化が期待できます。

仮説②:商店街回遊DX(回遊証跡の計測と分析)

商店街の各店舗やスポットにQRやNFCを設置し、 来訪者の「回遊証跡」を取得します。

  • どのルートで回遊しているかを可視化
  • イベント・セール時の人流変化を分析
  • 回遊データを根拠とした施策立案・補助金申請

DXの恩恵が届きにくい商店街こそ、 証跡DXによる「見える化」の価値が大きい領域です。

仮説③:歴史ルート × アバター × 証跡の統合導線

歴史的スポットを結ぶルート上にアバター案内を配置し、 ルート全体の体験を設計します。

  • アバターが次のスポットへ誘導し、迷わず回遊できる
  • どのスポットにどれだけ滞在したかを証跡として記録
  • ルート全体の「学習効果」や「満足度」の向上に寄与

観光協会や自治体が求める「回遊性の向上」を、 デジタル証跡により定量的に確認できるモデルです。

仮説④:観光施設・イベントの滞在証跡レポーティング

観光施設やイベント会場で、

  • 入場時刻・滞在時間・回遊順序を証跡として記録
  • どのエリアに人が集中し、どこが見られていないかを分析
  • 展示の入れ替えや改修、次年度企画の根拠データとして活用

観光地だけでなく、展示会・見本市などの 「場の運営DX」にも応用可能なモデルです。


3. STが提供できる価値

ST株式会社は、 観光DX × 証跡DX × 多言語アバター × 物語設計 の視点から、 自治体・観光協会・商店街・観光施設に対して 「未来を先取りした観光モデル」の企画・設計をご提案します。

企画段階の仮説検討から、実証実験(PoC)、 展示会・プロモーションの支援まで、一連のプロセスを伴走型でサポートいたします。

会社情報

社名   ST株式会社

設立   平成23年(2011年)8月12日

資本金  600万円

社長   代表取締役 西畑 明信

電話番号 03-4577-8354

FAX             050-3488-3433

住所   

さいたま本社 埼玉県さいたま市中央区上峰1-22-12-102

東京オフィス 東京都千代田区神田和泉町1番地6-16ヤマトビル405

 

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